『実験する本屋 ヌリタシと考える。愉快な生き方作戦会議』の様子をレポート

こんにちは。ビィーゴスタッフのわかなです!

2026年6月5日(金)にビィーゴ キッチンスペースにて『実験する本屋 ヌリタシと考える。愉快な生き方作戦会議』を開催しましたので、その様子をレポートします!

『実験する本屋 ヌリタシと考える。愉快な生き方作戦会議』とは…?

6月13日・14日にビィーゴにて開催される、年に一度のブックマーケット「BOOK TONIC MARKET」。 その当日をより濃く楽しむための、前週トークイベントを開催しました!

組織での「正解」と表現の「実験」を往来する「実験する本屋 ヌリタシ」さんを迎え、仕事・本・人との関わり方を語るトークイベント。愉快に生きるヒントを探る作戦会議です。

ゲストは、14日に出店される奈良の「実験する本屋 ヌリタシ」のおふたり。 組織の中で求められる「正解」を出す仕事と、自由な表現で実験を繰り返す「正解がない」活動。

この二つの世界を軽やかに行き来するおふたりを迎え、「仕事」「本」「人」との関わり方について、ざっくばらんにお話していただきました。

ブレながら一緒に考えたメンバー

今回、司会進行を務めたのは、FooTUREのスガワラさん。イベントの主催者でもあります。

大阪・枚方を拠点に、グッドなカルチャーを浴び、発し、本にまつわるイベントを企てており、6月13日・14日にビィーゴにて開催される、年に一度のブックマーケット「BOOK TONIC MARKET」の主催者でもあります。

そしてゲストとして登壇されたのは、実験する本屋 ヌリタシのヌリ美さんとヌリ平さん。

(左:ヌリ美さん、右:ヌリ平さん)

奈良のきたまちエリアで本屋を開いているご夫婦で、自分たちでもうまく説明できない、よく分からない実験をしながら、本屋という場所を続けているお二人。

生き方・働き方・デザイン・アートに関する本をメインとして扱われており、イベント当日もブースを設けて販売していただきました!

計画を立てずに「ぬるっとはじめる」

奈良の「きたまちエリア」で2年半ほど本屋を営む「実験する本屋 ヌリタシ」さん。
元々はサッカーが大好きなヌリ平さんは、新卒研修で人事部長に「将来はイギリスでスポーツバーをやりたい!」と告白するほど、「場づくり」への熱い想いがありました。

その後、過酷な会社員時代に心の支えとなったタイ料理居酒屋で、大学生から社長までが立場を超えてフラットに語り合う居心地の良さを体感し、「自分もこんな場を持ちたい」という想いが膨らんだそう。

そして、会社を辞めたのち、サッカーの次に好きだった「本」へと舵を切ります。

とはいえ、最初から緻密な計画があったわけではないそう。

仕入れ方すらわからないまま、「本屋をやりたい!」と周囲に言い続けていたところ、人から人へと次々に繋がり、奈良蔦屋書店への出店や共同本屋への誘い、そして現在本屋を営んでいる物件まで、チャンスが向こうから「ぬるっと」舞い込んできたと言います。

やりたいことを公言してチャンスを引き寄せる

何かを始めたいとき、つい「準備ができてから」、「計画を立ててから」と考えがちになる問題。
しかし、ヌリ平さんは「やりたいことを周りに言いふらしておく方が良い」と強く伝えていました。

「実際に、”あそこの物件が空くらしい”、”こんなイベントがある”という貴重な情報を持ったときに、真っ先に自分の顔を候補として思い出してもらうためです。」

実際、現在のヌリタシさんの店舗も、公に募集が出る前に「本屋をやりたい夫婦がいる」と知っていた知人から直接声がかかったことで実現しているそう。

完璧な計画よりも先に、まずは自分の「やりたい」を周囲に伝えておくこと。それこそが、チャンスを掴むための一歩だと言います。

ブレる自分をケアしながら過ごす

今回のイベントは一方的な講演会ではなく、参加者も一緒になってブレながら考える会。

「実際に始めてみて、理想と現実とのギャップはあったか?」 という参加者からの問いに、ヌリタシのお二人から返ってきた答えは意外なものでした。

「そもそも、僕たちには”理想”や”憧れ”がなかったんです。完璧な計画を立てていたら、ハードルの高さに足がすくんで、計画だけで終わっていたはずです。」

また、主催者の菅原さんも、「キッチンカー時代、収支をトントンにするだけで本当に大変だった。」、「文章も”もっと上手く書けるはず!”と計画しすぎると下書きのまま溜まってしまう。正解がわからなくても、まずは早くアウトプットして、とりあえずやってみることが大事なのかもしれない。」とお話しされ、参加者の方々も大きく頷いていらっしゃいました。

一方で、計画を持たずに進み続けるには、自分自身のメンテナンスも重要です。

元々体育会系だったというヌリ美さんは、あえて計画を立てるのをやめ、ひたすら自分の機嫌を取る「ケア」に徹するようになったと言います。

最近はピクルスを作って自分をご機嫌にさせたとお話しされているヌリ美さん。

「自分をケアする」という視点は、菅原さんにも深く響いたようで、「朝起きて4人以上から連絡が来ていると焦ってバッドモードに入る。だから最近は通知を切り、時間を忘れる瞬間を作っています。」とお話しされていました。

緻密な計画に縛られるよりも、目の前の流れに身を任せること。
そして、ブレそうな自分をピクルス作りやデジタルデトックスなど、自分に合った方法でケアして上機嫌にさせること。

それこそが、ヌリタシ流の「愉快な生き方・働き方」の極意でした。

普段大切にしていること

話題は、普段の営業とイベント時、それぞれで「大切にしていること」へ。

人気飲食店が隣で繁盛するのを横目に、最初は焦りもあったそう。しかし今では「待つ前提」で動けるようになったと言います。だからこそ、来てくれた一人ひとりのお客さんへのありがたみが深く染みるそう。

一方で、イベント時には「効率や合理性をあえて求めないこと」を大切にされていると言います。

「あえて一見よくわからないイベントを企画して、それを面白がってくれる人とじっくり話す場を作っています。現場を回すことはせず、グダグダになるのを恐れずに、各々が自由につぶやける”雑談レベルの出会いの場”を大切にしたいと思っています。」(ヌリ平さん)

自分で自分の締め切りを宣言する「〆切会」などのユニークな企画を通じて、家庭や会社では言えない本音や、多様な価値観をさらけ出してもらえる瞬間が嬉しいのだそう。

本質的に「聞きたがり」だというヌリ平さんは、本屋という箱を通じて「世の中にはこんな面白い価値観の人がいるんだ!」という刺激を浴び続けたいと言います。そのためにイベントでは質問を重ね、自分たちの安心感や栄養にもしているそうです。

深いコミュニケーションの形に、菅原さんも「今の時代、完成されたコンテンツよりも、飾らない”誰かのリアルな日常”を覗き見たいというブームがあるのかも。」と、ヌリタシ流の場づくりに深く共感していました。

6月13日・14日開催「BOOK TONIC MARKET」

今週末、6月13日(土)・14日(日)11:00~17:00にビィーゴのイベントルームにて「BOOK TONIC MARKET」が開催されます!今回司会進行を務められたスガワラさん主催のイベントであり、ゲストの実験する本屋 ヌリタシさんも14日(日)に出店されます!

出店者が1日目と2日目で入れ替わるほか、両日入場券をご購入の方にはオリジナルグッズのプレゼントも!

昨年度の参加者は、なんと200名越え!!
今年も盛り上がること間違いなし!素敵な出会いがあること間違いなし!!

「本」にかかわる素敵な人たちが一堂に会する2日間。
素敵な本とあたたかい人たちに触れて、心を潤してみませんか?

皆さまのお越しをお待ちしております!

以上、『実験する本屋 ヌリタシと考える。愉快な生き方作戦会議』のレポートでした!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

また、ほかにもビィーゴではたくさんのイベントを開催しています。詳しくはホームページをご覧ください!

※ビィーゴで開催されるイベントは、駐車券割引サービス取り扱い対象外です。

この記事を書いた人
わかな
大学4年間を過ごした枚方に舞い戻ってまりました!
あなたのワクワク、ビィーゴで実現させませんか!