大阪・北加賀屋でアバター接客によるオリジナルチャイ作りワークショップに参加しました！

こんにちは!! ビィーゴイベントディレクターのながはらです。

「面白いイベントを企画するためには自分たちもお客さんとしてイベントに参加しなければ！」、ということで大阪を中心にさまざまなイベントや人が集まる場所に足を運んでいます。

今回は、2023年7月27日（木）に大阪市住之江区北加賀屋にあるチャイ専門店「talk with_」で開かれたオープニングイベント、アバター接客によるオリジナルチャイ作りワークショップに参加してきました。

早速、当日の模様をレポートしたいと思います。

「talk with_」ってどんなところ？

「talk with_」は大阪市住之江区北加賀屋にオープンしたばかりのチャイ専門店。「すこし、休もう。話をしよう。」がコンセプトだそうです。古い長屋をリノベーションした施設の中にあり、めっちゃオシャレ！

運営しているのは大阪市東住吉区の一般社団法人NIMO ALCAMO。既存の制度やルールの中での生きづらさ、働きづらさを抱える人が、社会のルールに合わせるのではなく、今の自分のまま活躍できるような新しい働き方を生み出す一般社団法人です。

この店では、アバターによる接客を導入し、自分の姿を見られることに抵抗がある方や遠方に住んでいて通勤できない方など不利な立場にある方を積極的に雇用しておられます。また、シフト制や時給で働くのがキツイという人のために、業務委託契約・納品制を導入。体調の良い時だけ出勤できるようにしています。

実は、代表理事の古市邦人さんとは、私が枚方T-SITEの立ち上げに関わっていた頃からの知り合いで、ビィーゴ以外の仕事でもつながりがありました。社会的意義があってかつ面白いことをやり続けている方です。古市さんが今取り組まれていることに興味があり、参加させていただきました。

オリジナルチャイを作る

ワークショップは約1時間。講師（アバター）のサポートを受けながら、オリジナルブレンドのチャイを作ることができます。以下順にご紹介していきます。

１．コンセプトを決める

まず、チャイのコンセプトを考えます。どんな気分の時に飲みたいのか、飲んだ後どんな効果があればいいのかなどを考慮して決めました。私のコンセプトは、「やる気を出したい時に飲むチャイ」にしました。

2.味のイメージを考える

コンセプトを決めたら、それに合わせた味のイメージを考えます。清涼感、甘味、濃厚さ、刺激の４つの指標があり、それぞれ４点満点で評価しています。私のコンセプトは、やる気を出したい時に飲むチャイなので、刺激が最高点の４。清涼感と甘味が３。濃厚さは控えめで２にしました。

一番迷ったのは、甘味です。最初は、甘さ控えめの方がいいと思ったのですが、疲れた時にチョコレートなど甘いものを食べると元気になることを思い出し、３に修正しました。

3.スパイスの配合を決める

味のイメージができたらいよいよスパイスの配合です。配られた資料に、それぞれのスパイスの清涼感、甘味、濃厚さ、刺激がそれぞれどれぐらいかチャートで示されているので、それを参考に使いたいスパイスと分量を決めていきます。

ベースのアッサム茶葉に、定番のカルダモン、シナモンを加え、ブラックペッパー・ジンジャー・ペッパーミントで個性を出し、刺激と清涼感強めの味にしました。これで、ようやく設計図が完成です。

チャイのブレンドを考えること自体初めてでしたが、講師の方のサポートもあり、なんとか完成させることができました。

4.レシピ通りにブレンドして完成

設計図ができたので、あとはレシピ通りにスパイスを配合して完成です。
お皿の上でスパイスを混ぜていると、辺りにいい香りが充満していきます。
何だか身体にいい感じもします。

完成品がこちら！袋に入れると売り物みたいですね。

他の方もユニークなタイトルのブレンドを作っておられました。

5.オリジナルブレンドを試飲

最後に、出来たてホヤホヤのオリジナルブレンドでチャイを作って飲んでみました。
で、お味の方はというと・・・
思っていた以上に刺激が強かったです。
売り物になるかというと、ちょっと厳しいと思いますが、自分で飲む分には充分おいしい。
自己評価で65点ぐらいでしょうか。

まとめ：アバターとの会話に違和感なし

アバター接客・新しい働き方というキーワードに惹かれてイベントに参加しましたが、気がつけばそのことを忘れて、チャイ作りに没頭していました。自分だけのものを作るのってすごく楽しいんですよね。

アバターとの会話も全く違和感がなかったです。むしろ、適度に距離がある分リアルなワークショップより質問しやすかったです。飲食店もいいですが、コワーキングスペースに導入するのも面白いかもしれませんね。「アバターのスタッフや利用者さんがいて、リアルの人と交流できる」そんな空間ができたらいいなぁと思いながら会場を後にしました。

今後の予定について

今後も、関西エリアを中心にいろんなイベントに参加し、そこで学んだことを日々の企画に活かしていきたいと思います。不定期でレポート記事も書いていきますのでお楽しみに！