トークセッション&交流会『みんなのオシゴトーク「深まる関係性」』の様子をレポート!
2022年7月18日(月・祝)にビィーゴのキッチンスペースにてトークセッション&交流会 「みんなのオシゴトーク〜私らしいはたらき方、はじまる。〜」を開催しました!
今回のテーマは「私らしいはたらき方」です。ここ数年で生活が大きく変化し、皆さんの当たり前も変化しているのではないでしょうか? はたらき方もその一つ。生活の大部分を担っている仕事だからこそ、自分らしいはたらき方を見つけたいもの。
今回のイベントはトークセッション形式で行いました。トークセッション#2のテーマは「深まる関係性」です。ゲストはWEBコンサルタントの谷口理恵さんとSEOコンサルタントの仲川健二さんのお二人です。
お二人ともコンサルタントとしてご活躍されていますが、それぞれが得意とする専門的な仕事内容について、またコンサルタントとして生きていくためのコツやヒントを過去から順番に振り返ってお話いただきました。
それでは実際に参加したスタッフが当日の様子をリポートします。当日参加できなかった、という方もぜひ最後まで目を通してみてください!
イベントは2部構成。前半は、谷口さんと仲川さんがそれぞれ人生を振り返りながらご自身の専門についてトークを。後半は「深まる関係性」をテーマにクロストークを繰り広げました。(→前半はこちら)
「わたしの履歴書」
お二人にはビィーゴの独自ツール「わたしの履歴書」を使って、それぞれの人生について振り返っていただきました。また「わたしの履歴書」には、誕生から今までを折れ線グラフで書く欄もあり、「これまで」や「これから」の振り返りができます。
WEBコンサルタント谷口理恵さんの生き方・働き方
WEBコンサルタントの仕事とは
コンサルティングとは専門家の立場から相談にのったり指導したりすること。
また、企画や立案を手伝うこと。語源は英語のconsult(相談する)。
WEBコンサルタントとは、WEBに関係するコンサルティングや施策実行のサポートを行う仕事。
谷口さんはWEBビジネスを教えるコミュニティの運営や、ブログの運営をされています。
SEOコンサルタント仲川健二さんの生き方・働き方
SEOコンサルタントの仕事とは
SEOとはSearch Engine Optimizationの略語。
検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策を指す。
SEOコンサルタントとは、SEOに関係するコンサルティングや施策をして、WEBサイトの流入を増やすサポートを行う仕事。仲川さんは2018年からフリーランスとして活動されています。
クロストーク&質問コーナー「深まる関係性」
今回のクロストークテーマは「深まる関係性」です。
コンサルタントと言ってもジャンルは様々。活動するフィールドが違うだけで、違う課題が出てくることも。フリーランスとして働いているお二人ですが、どのように働かれているのでしょうか。
谷口さんと仲川さんのコンサルタントとしての生き方、働き方。また近しい職業のお二人がどうやって出会ったのか、などもためになるお話です。ぜひ最後までご覧ください。
(以下、印象的なお話を抜粋しています)。
ーー早速ですが生まれてから今まで、グラフを見ながら簡単に振り返ってもらえたらと思います。
谷口:私は生まれも育ちも枚方市で、高校を卒業してから芸大に入学しました。大学卒業後にコピーライターになって、そこから13年くらい続けるのですが30代後半で辞めて。その後はフリーターをしたり職を転々としたりしながら、47歳ごろに副業で今のビジネスを始めました。3か月くらいで給料を超えるようになってきて、半年で独立。自分のスキルを人に教えて広げていきたいなと考えて、去年からビジネスコミュニティを始めて現在に至る、という感じです。
なぜ私がネット完結型のビジネスをしたいと考えたかというと、旅が好きなんですよね。仕事をしながらでも、旅をできる環境を作りたかった。40代になると就職のハードルがどんどん上がって、雇われ続けるスキルを磨いていくのが厳しいなと感じて。思い切って新しいことを始めました。
仲川:僕のグラフはジェットコースターみたいになってますね(笑)。
高校時代からバンド活動を始めて、25歳くらいで色々あって辞めました。その時のバイト先にそのまま就職して、社会の現実と自分の小ささを知って下がっています。そこから仕事に慣れて給料も少しずつ上がっていくのですが、突然、営業に移動することに。売上をあげないといけないのに、何も知らないから結果が出なくて自信喪失。辞めてからも悩んでいたのですが、前職の人から紹介を受けるようになって独立しました。一回、やってみようと。そこからも色々あったのですが、コロナ禍になって業界が活性化して仕事が舞い込んできました。今は法人化を目指して頑張っていこうという感じです。
ーー今のようなご時勢になって、なにか変わったことはありますか?
谷口:大人数で集まるのがやりにくくなった分、zoomを使って交流する文化ができたというか。接触する機会が増えた気がしますね。
仲川:オンラインで仕事の話もすぐにしやすくなって、気兼ねなく話ができたから仕事に繋がったことも。プラスに働くことが多かったです。
ーーお二人は普段から交流があると思うのですが、どんな関係性でしょうか。
谷口:飲み友達ですね(笑)今のビジネスを始めて失敗だらけだったときに、シェアオフィスで出会った仲川さんに分からないことを教えてもらって。いまだにずっと頼りにしています。
仲川:ライバルというよりは同士。やっぱりフリーランスは一人でやっているので、情報も入ってこなくなりがち。交流を深めて切磋琢磨して、お互いやっていこうみたいな関係性かなあと。
谷口:フリーランスは孤独でもあるので、仕事の規模が大きくなるほど精神的に負担が大きくなる。その相談をフリーランス同士だったらできるので、交流はすごく大事だなと思います。
ーーどうやってネットワークを広げていますか?
仲川:前職の繋がりだったら、仲良くしていた営業さんが社外の人を紹介してくれて。フリーランスになってからは、ビィーゴみたいなコワーキングスペースで交流を深めたり、交流会に参加したりしていました。飲み会みたいな交流会もあれば、勉強会のような形もあります。
谷口:ネットの世界って意外と人間関係が濃い。それがすべてと言ってもいいぐらいな業界なので、リアルで人に会うことをずっとやっています。勉強しに行ったり、コミュニティに入ったり。
仲川:WEBってSEOだけじゃなくて、サイト制作だったり広告だったりと色々あります。最終の目的を達成するために他のサービスの知識を取り入れて、みんなで高めあっている感じですね。
ーー「一人でやる」イメージが強いフリーランスですが、だからこそ人間関係が大切なんですね。
そんな仕事に向いている人というのはどんな方でしょうか?
メリット、デメリットも教えていただきたいです。
谷口:メリットは全部が自分でコントロールできる。ただそれは良い面も悪い面もあって、誰も時間の管理をしてくれないので、自己管理能力は問われます。あとは孤独になりがちなところはありますね。
仲川:自分ひとりの力でやるので、圧倒的に成長できることはメリットですね。経理作業や営業や作業もやらないといけない。色んなスキルが身についていきます。会社員だった頃とは考え方も全然変わりましたね。デメリットは理恵さんも仰っていたように、長距離走みたいなもので自分のペースで走らないと潰れてしまう。それを気にかけないといけない。
谷口:収入も会社員のときと違って、波があるので耐えられる精神力は必要です。
仲川:向いている人は自責にできる人、向いていない人は他責にする人ですかね。一人だから誰かのせいにすることもできないし、全て自分事として受け止めていかないと。
まとめ
今回のクロストークはWEBコンサルタントの谷口理恵さんとSEOコンサルタントの仲川健二さんにご登壇いただきました。専門分野は違えど、同じ場所で働く仲間であり〈飲み友〉として話が盛り上がる場面も。参加者の方も業界の話に興味津々で、クロストーク後の交流タイムも活気づいていました!
【登壇者紹介】
谷口理恵さん
WEBコンサルタント・ブログコミュニティ主宰。
芸大卒業後、コピーライターとして広告の企画制作に携わる。
フリーター生活の後、副業で始めたブログが半年で本業になり、
旅したり移動しながらPCひとつで仕事をするライフスタイルに。
コーヒーと神社好き。
仲川健二さん
枚方市出身。バンド活動を辞め、会社勤めをし、転職活動に悩みながらも独立を選ぶ。
背伸びをせずに自分の持っているものを貫くことで、
2018年からフリーランスのSEOコンサルタントとして活躍中。
ビィーゴ大学とは
ビィーゴ大学は、ビィーゴ会員が得意な分野を生かして先生になり、普段なかなか聞くことができないビジネス・仕事に直接繋がるノウハウを教えてもらえるスクール事業です。
次回もお楽しみに!