ビィーゴ大学「withコロナ時代 ココロとカラダの健康を考える」の様子をレポート!
2021年一発目のビィーゴ大学が、3月8日(月)にコワーキングスペースビィーゴのキッチンスペースにて開催されました。
コワーキングスペースビィーゴは、老若男女、様々な業種の方々が利用されています。
そんなビィーゴで行われる「ビィーゴ大学」とは、ビィーゴ会員が得意な分野を生かして先生になり、普段なかなか聞くことができないビジネス・仕事に直接繋がるノウハウを教えてもらえるスクール事業です。
今回のテーマは『withコロナ時代 ココロとカラダの健康を考える』ということで、理学療法士の梅木正篤さん、公認心理師のみなこさんを講師にお招きし、お話をしていただきました。
大学生スタッフのわかなも参加してまいりましたので、その内容を少しだけみなさまにもお伝えしたいと思います!
今までのような当たり前の日常を送ることが難しくなった年。
コワーキングスペースに訪れる方も、テレワークやオンライン授業など、今までとは違った利用方法の方が多く見られました。
そんな中での今回の講座は『ココロとカラダの健康』について。
貴重なお話をたくさんしていただきましたので写真を交えながらその際の様子をまとめてみました!
みなさんも今までの生活を振り返りながら最後まで目を通してみてください。
「カラダ」の健康
「カラダ」の健康についてお話してくださったのは、理学療法士の梅木正篤さん。
コロナの影響により外出が少なく、体を動かすことが少なくなったという方もたくさんいるのではないでしょうか。
梅木さんによると、日本人は1日に座っている時間が約7時間で、世界と比べて約2時間ほど長いと言います。
最近では、リモートワークや在宅勤務等で通勤もなくなり、座っている時間がさらに長くなっているかもしれません。
しかし、日常の小さな動きに対して少し意識を向けるだけでカラダの健康を維持することができると梅木さんは言います。
また、家でのんびり過ごす時間が増え、ダラダラしてしまったり間食が増えたりして、体重が増えたという方もいるのではないでしょうか?
「太ったからダイエットしないと!」と思い、運動をする。すると、健康になる。というのは間違いであり、必ずしも健康になるというわけではないようです。
ダイエットしたい!! → 運動 ≠ 健康
大事なのは『健康のために運動したら、結果的に適正体重になっていた。』という形。
「健康のために動く」のが良いようです。
自身の体力を知る
今回の講座で初めに行ったのは自分自身の体力を知るための簡単なテストでした。下肢の力を知るテストでしたが、皆さんほとんどが「普通」か「劣っている」に当てはまり、大学生の私でさえ「劣っている」という結果でした。
各々、自身の体力を知った上で梅木さんが教えてくださったのは、日常的に道具を使わずにできる簡単なストレッチ。日常的なデスクワークの合間に簡単にできるものばかりでした。
骨盤や体側のストレッチ、また、歩く際に簡単に意識できるポイントなど、隙間時間に行うことができるものです!
私もやってみたい!という方は今後開催がしたときにぜひご参加ください^^
立ち座りの際や歩いている時など、普段から意識するだけで健康的な体を作り、維持することができるので、参加した皆さんもすぐに意識されていました!
皆さんも小さな意識から「カラダ」を気にしてみませんか?
「ココロ」の健康
「ココロ」の健康についてお話してくださったのは、公認心理師のみなこさん。
緊急事態宣言が出ていた数ヶ月間。皆さんの生活はどうでしたでしょうか?
仕事がリモートワークに、学校がオンライン授業になり、普段も休日も自宅で過ごす時間が増えたのではないでしょうか。
そんな生活の変化で、今までではなかったようなストレスに悩まされたり…
そんな時には皆さんそれぞれのストレス発散方法を見出していたようです。
「ゴルフの打ちっぱなし!」
「花を買って家に飾る。」
「ZOOMを使って会えない友達と話す!」
「人間は複数人で過ごす時間も大事だけれども、1人で過ごす時間も同じくらい大切。」とみなこさんは言います。
どちらの時間もバランス良く取るのが必要だそう。
家で過ごす時間が増え、家族と過ごす時間が増えるとなかなか1人の時間を取りづらくなりますが、お互いルールを作るなどして1人の時間を過ごすことも大事なストレス解消法の一つだそうです。
そのほかにも、自分が気持ちいいなぁと思う音楽を聴いたり、花の香りを嗅いだりなど、特に自然のものを用いるとダイレクトに効果があるようです。
今回、みなこさんのココロの講座で行ったのは「セルフタッチング」というものです。
「セルフタッチング」とは自分自身で行うマッサージです。
人間の手のひらや足の裏など、産毛が生えている部分をマッサージで触ることでリラックス効果があるのだとか。
マッサージを行い、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌されることは、健康にも良いと言われているそうです。
「オキシトシンは産毛がある皮膚を1秒間に5㎝程のスピードで撫でると、毛穴の周りから脳の心地良さを感じるセンサーのところに届くようになってるんです。産毛のある部分をゆっくり触ってあげると心地いい感じがしてきますよ。」
そんなみなこさんの優しい声から「セルフタッチング」がスタートしました。
みなこさんの優しい話す声を聞きながら自分の体の各所をタッチしていくことで少しずつ無駄な力が抜けていき、体だけでなくココロもほぐすことができました。
まとめ
今回お話してくださったのは理学療法士、公認心理師のお二人でした。
聴者として参加してくださった方々は学生から社会人、会員の皆様からスタッフまでたくさんの方に参加していただきました。
日々の悩みやモヤモヤが解消され、カラダもココロも軽くなり、どの参加者の方も最後にはより明るい笑顔が見えていました。
このようにコワーキングスペースビィーゴならではの出会いや発見があり、貴重な時間を過ごすことができたように思います。
カラダについてお話ししていただいた理学療法士の梅木さん、ココロについてお話ししていただいた公認心理師のみなこさん。
お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!そして、参加してくださった方々、ありがとうございました!
以上、ビィーゴ大学の様子でした。
今後はコロナ対策をしながら、オープンスクールとして外部の方々にも参加していただけるイベントも開催していくことができたらと思っています。