ビィーゴアンバサダー第1号!永田賢司さんに聴く「居心地の良い居場所づくり」【ビィーゴインタビュー】<後編>

インタビュー<後編>です。

ビィーゴのアンバサダー第1号になっていただいた永田賢司さん。
<前編>では永田さんのお仕事や、お仕事をするうえで大事にされていることについてお聞きしました。<後編>では、ビィーゴと関わるようになったきっかけのエピソードプライベートで活動されている「枚方モルックの会」についてお聞きしていきます。

それではどうぞ!

ビィーゴと関わり始めたきっかけ

ミト

そもそも永田さんは、どのようなきっかけでビィーゴと関わるようになったんでしょうか?

永田さん

何人かのスタッフとはビィーゴが出来る前から知り合いでした。というのも、まちづくりの部署で働き始めたときに最初に何をしたらいいかわからなかったので、じゃあまずコワーキングスペースに行って見ようと。それで当時、枚方公園の方にあったコワーキングスペースに行ったんですね。今のビィーゴスタッフとはその時に知り合いました。それがきっかけですね。

ミト

実はボクとスタッフのながはらさんも、ビィーゴで働く前から永田さんと知り合っていて、それも時期的に大体そのあたりですよね。

永田さん

ですね。ミトさんはそこでやっていたイベントで知り合って、ながはらさんは当時枚方T-SITEでコンシェルジュをされていて、イベントも担当してたんですよね。ながはらさんからは色んな面白いイベントや枚方以外でやってるイベントとかを教えてもらえたので勉強になりました。

ミト

ビィーゴスタッフとは、お仕事でも関わるようになったんですか?

永田さん

実はビィーゴがオープンする以前の話、いまのビィーゴ立ち上げメンバーがせまい場所を借りて小さいシェアオフィスみたいなのをされてたんですよね。かなり短い期間でしたけど。その頃、定期的に食事会みたいな感じの交流会をされていたんですが、それに結構呼んでもらってたんですよ。

ミト

ありましたねー、僕も1回行ったことあります。

永田さん

そこに結構面白い人たちが来てたんですよね。それが心地よくて。そのうち仕事にも繋がっていきました。ビィーゴスタッフの交久瀬さんには、一度あるトークイベントにゲスト登壇してもらったこともあります。こうやってプライベートのちょっとした繋がりから、仕事でも関わるようになった経験というのは面白かったですね。

ミト

それがいまこうしてみんなビィーゴで繋がって、それも面白いですよね(笑)

ところで、ビィ―ゴはどんなときに使われますか?

永田さん

普段は会社で仕事をしているんで、正直コワーキングとしてはあまり使わないんですけど、イベントの時とか、スタッフの皆さんにちょっと喋りに来たりとかしますね(笑)

ミト

この前も、喋りに来てくれましたね(笑)

永田さん

そんな感じでしか来てないんですけど(笑) 邪魔してないかなと思いつつ…

ミト

いやいや、嬉しいです。色んな情報が聞けたりするので、ありがたいです。

永田さん

でも傍から見ててビィーゴが良いなぁと思うのは、フラットに色んな人が来てることだと思うんですよ。コワーキングスペースって、決まった会員さん同士だけの密な交流になったり、名物の人がいるから成り立ってるみたいな雰囲気になりがちなんですけど、ビィーゴはバランスが取れてるんですよね。しかも駅近で商業施設の中にあって、たくさん人も来る。それがすごく良い空気感になっていて。それって意外と珍しいことなので、そんな事例としてビィーゴを周りに紹介しています。

老若男女が楽しめる場を目指した「枚方モルックの会」

ミト

ところで永田さんはプライベートでは「枚方モルックの会」をされているんですよね。

永田さん

あ、そうそう、モルックの話しなきゃ!!(笑)
はい、「枚方モルックの会」の共同代表をしてます。

ミト

またなぜ、モルックだったんですか?

永田さん

きっかけは、結婚を機に枚方に住み始めたときに知り合いが少なかったので、イベントを通して知り合いを増やせないかなと思ったんです。で、やっぱり仕事柄、やるなら地域活性化の目線で何か出来ないかなと。それで老若男女ができる気軽なスポーツが多分コミュニケーションの入口として一番ハードルが低いと思ったんです。 そこで思いついたのがフィンランド発祥のモルックでした。

「モルック」とは…簡単にいうと、木の棒を投げて点数の書かれたピンを倒し、50点ピッタリを競い合うゲーム!!

ミト

まだまだマイナーですけど、テレビとかの影響もあってここ数年でモルックもだいぶ認知度が上がりましたよね。

永田さん

ボクが始めた頃はもっとマイナーでしたね。モルック自体は以前からずっと興味を持ってたんですけど、やったことないし見たこともなかった。ちょうどそんなとき、たまたま仕事の繋がりで仲良くしていた人がモルックをやってるってことで、是非1回参加しようと思って、京都で行われた練習会に参加しました。

そこでまたたまたまなんですが、枚方に住んでいる体育教師と出会ったんです。飲み会の席で盛り上がって「じゃあ枚方でもやろう!」ってなってすぐに立ち上げました。第1回目の時は、交久瀬さんたちにも来てもらいましたが、それが3年ちょっと前ですね。

ミト

モルックの会にはどんな方が来られてますか?

永田さん

誰でも気軽に来てもらえる会にしているので、小学生からお年寄りまで幅広く来られてますね。市内だけじゃなく、結構遠くから来られたりもします。あとは、世界大会に出場してる人とか、日本大会で2位になった人とか、そんな人たちも来てます。

ミト

え、しれっと結構すごい人が集まりますね。交流の幅があって面白そうです。

永田さん

色んな人がフラットに、みんなが楽しめる場が作れたら良いと思っていて。なので上手い人をめっちゃ輩出するとかを積極的に目指しているわけじゃないんですけど、楽しくやってると上手い人が増えてきてますね(笑)

ここでなんと!!「ビィーゴ」と「枚方モルックの会」、そして「奥ひら」でなんとコラボ企画が実現!!
ぜひ気軽で誰でも楽しめるモルックを体験してみてください!!

フラットに人が行き交うまちづくり

ミト

今後、枚方でやりたいことはありますか?

永田さん

そうですね。大きなまちづくりプロジェクトも良いんですけど、自分の住む町ではちっちゃく何か新しい場が立ち上がることに関われたら良いなぁと。個人的には、枚方は住み心地が良くて、なんかちょっと楽しいことがいつもあるくらいが良いなと思ってるんです。ショッピングモールみたいな大きな場も、それはそれで良いんですけど、商店街とか旧街道とか、そういうところにちゃんと今も人が歩いていて、お店も賑わってる。枚方はなんか、そういう方が面白いかなと勝手ながら思ってます。

ミト

割と大きな規模でまちづくりプロジェクトをされてるからこそ、誰でもウェルカムでフラットな雰囲気にしたいという永田さんの思いと視点を感じることができました。今日はどうもありがとうございました。

最後に、今日見学で参加していただいたスタッフの西野さんから、永田さんに何か質問ありますか。

永田さん

ぜひ聞いてください。

西野

そうですね。私は就活生なんですけど、先ほど永田さんは「色んな人と関わった方が良い」と仰ってましたが、就活生にはその「色んな人との関わり方がわからない人」というのが多いと私は思うんですが、どうすれば良いと思いますか?

永田さん

それこそ、ビィーゴスタッフに聞いたら良いと思いますよ。

ビィーゴの人は色んな方を知ってるし、それでまちづくり関係に関心があれば僕を紹介する流れになるかもしれないですよね。ここには例えばWebやデザイナーのプロとか色んな人たちがいますよね。こういう場所、ビィーゴこそ、身近にちゃんと話を聞いてくれる大人たちがいっぱいいると思うんで、ぜひビィーゴスタッフに聞いてください。

西野

ありがとうございます。聞いてみます!!

ミト

早速、アンバサダーとしての仕事をしていただきありがとうございます!(笑)

今日はどうもありがとうございました!

永田賢司さんのプロフィール

兵庫県出身。結婚を機に枚方在住。会社員としてコミュニティ系まちづくりの業務に従事。仕事で出会った色々な活動に刺激を受け、自分の住む街でも楽しい活動がしたくなり2020年に友人と「枚方モルックの会」を立ち上げ、現代表。ビィーゴアンバサダー第1号。お茶と和菓子好き。

 


編集後記

以前から知っている方に改めてインタビューをするという経験は初めてで、ちょっと最初はかしこまってインタビューするのにちょっと歯がゆい感じがしました(笑)

けれど聞いていくうちに、まちづくりをする上で本当は大事である人とのつながりを、手を抜かず丁寧にされている永田さんのフラットな姿勢に関心しました。

ビィーゴの魅力をいち早く見つけ、伝え続けている永田さん。今後もよろしくお願いします!!

<インタビュアー>:アサカワ ミト(ビィーゴ コミュニティマネージャー)
          西野 友梨 (ビィーゴスタッフ)※見学として参加しました

この記事を書いた人
アサカワ ミト
ビィーゴ コミュニティマネージャー(アナタとおしゃべりしたい人)
イベントを企画したり、ビィーゴを通して枚方の面白さを発掘したりしています。
演劇活動もしており、カフェなどの日常のそばで小さな公演をしたり、一般の方にも演劇を体験していただける「演劇であそぶワークショップ」などの活動もしています。