高校1年生 濵田陸くんに聞く「ビィーゴの使い方」【ビィーゴ会員様インタビュー】

こんにちは。ビィーゴ コミュニティマネージャーのアサカワミトです。

第27回目のゲストは、この春に高校生になったばかりの濵田陸くんです。
濵田陸くんは、ビィーゴのスタッフをしていたお母さんの勧めでビィーゴを利用しはじめました。

そんな陸くんから、ビィーゴの使い心地や、ここでどのように勉強されていたのかをお聞きしました。学生のみなさんにはちょっとした参考になると思いますのでぜひ読んでみてください。

それではどうぞ!

濵田陸 (北野高校1年生) ※2025年6月現在

<インタビュアー・記事>:アサカワ ミト(ビィーゴスタッフ)

北野高校に合格!

ミト

ビィーゴで勉強をされていて、無事高校を合格されたということでインタビューをお願いしたんですが、今日は引き受けていただきありがとうございます。

緊張していると聞きました(笑)

濵田くん

はい。インタビューは初めてなので、緊張しています。

ミト

話すうちにリラックスしてもらえれば(笑)
では簡単な自己紹介をお願いします。

濵田くん

濵田陸、北野高校1年生です。

ミト

北野高校って公立で、全国的に見てもトップクラスの進学校ですよね。すごい!場所はどのあたりですか?

濵田くん

大阪の十三(じゅうそう)駅あたりです。

ミト

十三ですか。じゃあ、めちゃくちゃ遠くはないですね。

濵田くん

電車で1時間かかるか、かからないかぐらいです。

ミト

それくらいはかかるんですね。じゃあもう、毎日満員電車で揉まれて?

濵田くん

そうですね、特に朝は(笑)

目指したきっかけ

ミト

 北野高校を目指そうと思ったのは、いつ頃からでしょうか?

濵田くん

中1の終わりくらいのときに、新しく塾のクラスに入ったんですけど、周りがみんな北野高校を志望していて。

最初は「みんなが受けるから、自分も受けてみようかな」くらいの感じでした。

本気で目指し始めたのは、中3の夏ぐらいです。それまでは本当に受けるかどうかずっと悩んでました。

ミト

中学に入ってすぐ目指すっていうわけではなく、結構悩まれていたんですね。

受けるって決めたきっかけは何かあったんですか?

濵田くん

ようやく覚悟が決まったというか。
「ギリギリだけど、挑戦してみよう」という気持ちでした。

ミト

それで見事に合格されたんですね。すごく大きな成功体験ですよね。

濵田くん

そうですね。めちゃくちゃ嬉しかったです。

ミト

頑張った度合いで言ったら、やっぱり人生で一番頑張った感じですか?

濵田くん

はい、もう一番頑張りました(笑)

ミト

実を結んで本当に良かったですね。

濵田くんのビィーゴでの使い方

ミト

ビィーゴはいつ頃から使い始めましたか?

濵田くん

中学3年生の初め頃、母に勧められたのがきっかけです。

「ビィーゴ使ってみたら?」って言われて、それで使い始めました。

ミト

塾には通い続けていたんですか?

濵田くん

はい。小学校4年生からずっと通ってました。

ミト

それに加えてビィーゴでも自習してたんですね。

ビィーゴを知ったのは、お母さんに勧められてってことですけど、お友達に使ってる方はいましたか?

濵田くん

僕の周りにはいなかったです。

ビィーゴでの過ごし方

ミト

ビィーゴではどんなふうに過ごしていましたか。

濵田くん

自分のペースで勉強して、合間に軽食を食べたりもしていました。ちょうどこのキッチンスペースで、軽食を取ったりしてリフレッシュしてました。

ミト

勉強ははかどりましたか?

濵田くん

はかどりました。すごく良かったです。
塾では「スマホを使ってはいけない」というルールがあったんですけど、ビィーゴではそれは無いので、休憩もうまく取れましたし、集中しやすかったです。

自分のペースで勉強できたのが良かったと思います。

ミト

ここで自習してる学生さんは、よく授業の動画を見ながら勉強をしている人も多いんですけど、陸くんはどうでしたか?

濵田くん

僕は動画では勉強していなかったです。塾で授業を受けて、ビィーゴではその復習をしていました。

濵田くんの勉強法

ミト

 勉強は、どういう工夫をしてやっていましたか?

濵田くん

自分のペースを意識して勉強していました。
集中力がそんなにある方じゃないので、定期的に休憩を取らないと続かなくて。

なので、「何分集中して、何分休憩」みたいなリズムでやってました。

ミト

ポモドーロ・テクニック的な感じですね。

濵田くん

はい、そうです。

ミト

勉強をしていて、焦りを感じることってありましたか?

濵田くん

はい、ありました。
特に塾の自習室では周りにライバルがたくさんいて、みんなすごく勉強してたので。

特に中3の秋頃は成績が伸び悩んでいて、模試の判定でもD判定が出たりして…。そのときは、すごく焦りました。

ミト

そうだったんですね。
そんな時、気持ちの持ち方とか、何かテクニック的なもので「こうして乗り切った」みたいなことはありますか?

濵田くん

うーん。でも、そんなにめちゃくちゃ落ち込んだってわけじゃなくて。
そのまま「やるしかないな」って感じで、頑張りました。

周りの様子

ミト

ご両親は勉強に対して厳しいですか?

濵田くん

厳しいっていう印象はないです。

ミト

すぐ近くにいらっしゃるお母さんの前で聞くのもおかしな話なんですけど(笑)

お母さんは見ててどうでしたか?

濵田さん

もう不安で不安で、最後の最後まで「志望校、少し下げた方がいいんじゃない?」って私は言ってました。

でも本人は「絶対北野を受ける」って言い張って。

濵田くん

仲の良い友達もみんな北野を受けるっていうのもあって、それも志望するきっかけになりました。

ミト

学校の先生は、何か言ってました?

濵田くん

学校の先生には、「無理ちゃうか」って正直に言われました。
そのときの成績では、北野高校を目指せるレベルではまだなかったので。

ミト

そんなふうに言われて、落ち込んだりはしなかったですか?

濵田くん

いえ、逆に「見返してやろう」って気持ちになりました。
むしろ「絶対に受かりたい」という気持ちが強くなったと思います。

ミト

おお。気持ち的には結構、負けず嫌いなタイプ?

濵田くん

そうですね。なのであんまり、めちゃくちゃ落ち込むってことはないです。

ビィーゴの良かったところ

ミト

さっきもちょっとお聞きしましたが、改めてビィーゴのどんなところが良かったと思いますか? 他にも何かあれば教えてください。

濵田くん

やっぱり一番は、自由度が高いところですね。
塾だと、スマホの使用が禁止されていたり、校舎から出たらダメだったり、ルールが結構厳しかったんです。

でもビィーゴは、休憩中に軽食を買いに出かけられたりして。そういう自由さがすごく良かったと思います。

ミト

それがリフレッシュになったんですね!

濵田くん

はい。あと、集中ルームに仕切りがあるのも良かったです。塾の自習室にも仕切りはありましたけど、やっぱり仕切りがないと集中できないタイプなので。仕切りがあることで、より集中できたなと思います。

集中ルーム
ミト

なるほど。塾にも自習室ってありましたか?

濵田くん

ありました。

ミト

塾の自習室とビィーゴでは、違いましたか?

濵田くん

そうですね。塾だとライバル視している人が周りにたくさんいて、それで頑張れた面もあるんですけど…。逆に「抜かされそう」っていうプレッシャーもすごくて、焦りを感じてました。

ミト

うんうん。塾の自習室って、みんな黙々と勉強してる感じですか? それとも、ちょっと喋ったりしてる人も?

濵田くん

本当は喋ったらダメなんですけど、小学生から中3まで同じ空間を使ってるので、実際にはちょっと喋ってる子もいました。

ミト

あ、小学生もいたんですね。

濵田くん

はい。だから、その点でもビィーゴは大人が多い場所なので、自然と集中できたっていうのはあります。

ミト

やっぱり大人がいる環境って、違いましたか?

濵田くん

違いましたね。仕事をしてる人が多いので、塾の雰囲気とは全然違いました。

ミト

少なくとも、みんなやってることはバラバラだし、「周りにプレッシャーを感じる」ってことはないですよね。それぞれが自分のことに打ち込んでるだけで、競争もない。

濵田くん

そうですね。それに、ビィーゴでは知り合いがいなかったので、「自分は頑張ってるぞ」みたいな感覚になれました。

見えないところで差をつけている、みたいな気持ちになれて。

ミト

「俺はやってるぞ」って感じですね。

濵田くん

はい、そうです。自分は勉強してるぞって、感じながらやってました。

今後の目標

ミト

ところで、今後の目標や、何か将来に向けて考えていることはありますか?

濵田くん

まだ職業は決まってないんですけど、とりあえず京都大学に進学したいです。

ミト

おお、京大。すごいですね!

濵田くん

京大に入って、そこから職業の選択肢を広げていきたいと思ってます。

ミト

それは頑張らないとですね。
ちなみに周りのみんなも、やっぱりめっちゃ勉強してますか?

濵田くん

もうすごいです。中学校までは授業についていけてたけど、高校になったら全然ついていけない…って人も多くて。

ミト

陸くんも?

濵田くん

はい。レベルが一気に上がって、周りの人たちも本当に優秀で。中学の時とは全然違う環境です。

ミト

そこはもう気合いで乗り越えていくしかないですね(笑)
で、京大は理系志望?

濵田くん

そうですね。数学は好きなんですけど、でも得意ってほどではなくて…。
でもやっぱり理系に進みたいと思ってます。

みんな部活動をしている

ミト

 初めてのインタビュー、どうでしたか?

濵田くん

初めてだったので、緊張しました。

ミト

大学に行ったら人前でプレゼンをする機会もあると思うので、良い経験になったんじゃないかと(笑)

濵田くん

それがちょうど今日、学校で英語のプレゼンがあったんですよ。

ミト

え、そうなんですね!どんな内容ですか?

濵田くん

世界の地域で行われてる環境保護の取り組みについて、英語で発表するというものでした。

ミト

!? いきなりレベル高いですね…。

濵田くん

そうなんです。中学校のときはあまり緊張しなかったんですけど、今は周りが本当に賢い人ばかりなので、やっぱり学校のレベルが違うなって実感しました。

ミト

みんな賢いっていうのは、どんなところで感じますか?

濵田くん

遊ぶときはしっかり遊ぶし、勉強するときは集中する。その切り替えがすごいです。

ミト

あー、それはよく聞きますね。ギリギリまで部活やってた子の方が東大に受かるみたいな話。切り替えの上手さってやつですね。

みんなクラブ活動はやってますか?

濵田くん

ほとんどの人が入ってると思います。

ミト

陸くんは部活は何をやってるんですか?

濵田くん

テニス部です。練習もそんなにキツくはないです。
中学のときはバスケ部だったんですけど、練習量的にはそんなに変わらない感じですね。

ただテニスは小学生の時に習ってましたが、久しぶりなので、ちゃんとみんなについていけるように今は週1でテニススクールに通っています。

ミト

そこはちゃんとやるんですね。しっかりしていますね。

進学校だと、みんなあんまり部活入らないイメージでしたが、みんなちゃんと入ってるんですね。

濵田くん

 入ってます。僕は中学のときは「自分は運動神経がある方だ」って思ってたんですけど、高校に入ったら周りのレベルが一気に高くなって、逆に「自分ができない方になった・・・」っていう感覚になりました。

ミト

 あら、そうなんですね。だからしっかりついていきたいんですね。

濵田くん

 本当にみんなすごいんです。

ミト

元々のスペックが高いっていう感じですか。

濵田くん

 そうです。ほんとに、何でもできる人たちが集まってる感じです。

ミト

でもこうしてお話していると、楽しんでるように見えるので、良いなあと。頑張ってください!

ビィーゴの改善点

ミト

ちなみにビィーゴに対して「もっとこうだったらいいな」って思うことはあります?

濵田くん

うーん…ちょっと変かもしれないんですけど、ペットを飼ってほしいなって思いました。

僕は猫好きで、母も猫好きなんですけど、猫がいたら休憩中の癒しにもなるし、「猫を見にビィーゴ行こうかな」ってなると思うんです。

ミト

癒しの存在ですね。もっとリフレッシュできるものがあったら嬉しいってことですね。

濵田くん

癒し、欲しいですね(笑)

ミト

ビィーゴでは厳しいんですけど(笑)

この近くに「HOOP!」というコワーキングスペースがあって、そこは猫がいるスペースにするって構想があるんですよ。まだ実現はしてないようなんですが、もし実現したら行ってみてください!

HOOP!
濵田くん

そんな場所があるんですね。

ミト

ちなみに、「テイク・ラボ」というコワーキングではペットロボットがいますよ。

テイク・ラボのペットロボット「らぼ」
濵田くん

ロボット…癒されますか?

ミト

癒されますよー。可愛いです。

結構動いたり、抱っこするとあったかくなったり。近寄ってきたりもしますよ。みんなの癒しになってますね。

 他に不便なところはなかったですか?

濵田くん

 特にはなかったです。場所によってはちょっと寒いとか暑いとか、それくらいです。

ミト

 なるほど。どうにかできないか考えてはいるんですけど、なかなか難しくて。ブランケットをうまく使ってもらったりしてますね。

イベント参加について

ミト

ビィーゴのイベントには参加したことがないって聞きましたが、どんなイベントだったら参加しやすそうですか?

濵田くん

自分のイメージですけど、大人の方がイベントに参加している印象があります。

友達と軽く遊びに行けるようなイベントだったら、参加しやすいかなと思います。

ミト

 実は8月に、「ビィーゴ文化祭」っていうのをしようと思っていて。

ビィーゴの大学生スタッフがキッチンスペースでたこ焼きとか、出店みたいなのをするイベントなんですけど、どうですか?

濵田くん

それなら参加しやすいと思います!

ミト

 初めての取り組みなんですけど、学生スタッフメインでやろうと思ってて。時間があったら、ぜひ来てください。友達も誘って(笑)

今後もビィーゴを使う予定はありそうですか?

濵田くん

 はい!
自習できるスペースは学校にもあるんですけど、テスト前とかにはビィーゴに来て、勉強しようかなって思ってます。

ミト

ぜひまた来てください。

濵田くん

 はい。ちょうど今がテスト2週間前なので、この後もここで勉強しようかなって。

ミト

あ、そうなんですね!えらい・・・!
今日は本当にありがとうございました。

濵田くん

 ありがとうございました。

 


編集後記

お母さんの猫好きはビィーゴスタッフみんなが知っていましたが、まさか息子さんから「ビィーゴで猫を飼って欲しい」と言われたのには、ちょっとびっくりしました!本当に猫好き一家なんですねっ!

ビィーゴでの実現は残念ながら難しいんですが(ペットロボットなら?)、そのあたりはぜひHOOP!さんに叶えてもらえたらと思います(笑)

そして、レベルの違いを感じながらもまったく悲観的にならず、ついていこうとしている陸くんの姿勢は明るく前向きな気持ちにさせてくれました。

── 濵田陸くん、素敵なお話をありがとうございました。

この記事を書いた人
アサカワ ミト
ビィーゴ コミュニティマネージャー(アナタとおしゃべりしたい人)
イベントを企画したり、ビィーゴを通して枚方の面白さを発掘したりしています。
演劇活動もしており、カフェなどの日常のそばで小さな公演をしたり、一般の方にも演劇を体験していただける「演劇であそぶワークショップ」などの活動もしています。